2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

地火名夷

もっと楽しい絵を描きたい、が、ついこんな方向を転換してしまった。未完成だけど。。自分にも驚きましたが、この構図はなんか易経の地火名夷とぴったりあった。名夷は伝説の鳥で光明の代表だが、今のところ、傷ついたり強い辛抱を抱いたりして、光が衰えて…

雨 豆電球 鳥の影 京都 香港 曇った日が続く。雨が降ったりやんだりして気が遠くなるって感じ。白昼なのに灯がつけなければ、本を読めないほどである。天井から吊るしている豆電球が扇風機のぐるぐる回転している風に微かに揺れ、部屋の壁に花葉色の光を塗擦…

身震いするほかない

身震いするほかない 京都 香港 元々説明が大嫌い。何故、最近自分の描いた絵にぐつぐつと述べなければならないか。把握しているように掴まないこと。時々刻々と変わる自分の心。一夜の無慈悲な風雨である。ゆえに煽られて落ちた未熟な葉っぱが路上の一部を青…

泥まみれの感嘆符

死 生 立夏 香港 京都 もう立夏なのにまだまだ肌寒いが、無性に泳ぎたく、朝早々とプールへ足を運んでいる途中、通りを隔てる向かいの小さな公園にちょっと寄り道した。 ひっそりと暗い異空間を思わせるこの普通の普通の公園が、小鳥のさえずりに包まれ、日…

恋文

恋文 京都 香港 ウサギ 今までなかった柔らかい気持ちでこの絵を描いた。 2012年京都で個展を開いた後、もちろん絵を描きつづけたが、描ければ描くほど、迷っていたばっかりだった。自分にガッカリしたり、他人との関係を敢えて遮断したりして、眼下の生…